公務員法、閣議決定見送り 降格規定巡り原口総務相が異論 支持率低迷で首相が政治主導アピール?(産経新聞)

 政府は、12日の閣議で予定していた国家公務員法改正案の決定を先送りした。事務次官・局長級から部長級への降格を可能にする特例規定について、一部の閣僚から実効性に疑問が投げかけられたためだ。鳩山由紀夫首相は同日の閣僚懇談会で「きちっと(降格が可能と)明確になるようにしたい」と述べ、公務員制度改革を所管する仙谷由人国家戦略担当相らに再調整を指示したが、法案は9日の内閣府政策会議でいったん了承されており、政権の調整力不足を露呈した。

 改正案は、事務次官について「(局長級と)同一の職制上の段階に属するとみなす」とし、局長級への異動を柔軟に行えるよう規定。さらに次官・局長級でも勤務実績が劣るなどの要件に該当する場合は「意に反して降任を行うことができる」として、部長級への降格が可能となっていた。

 ところが、原口一博総務相は「降格人事をすると言いながらも、本当にできる条文になっているのか」と見直しを主張し、首相らもこの訴えを認めた。

 ただ、法案自体は各省協議や内閣法制局の審査を終え、12日午前に国家公務員制度改革推進本部を開催し最終決定を待つばかりだっただけに、「閣議決定の突然の延期は道理に合わない」(総務省幹部)との不満も広がっている。

 「国会で『政治とカネ』の問題で守勢に立たされている首相が、降格人事を簡単にできる仕組みを作り『脱官僚依存』をアピールしたいのでは」(同本部関係者)との見方も出ている。

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 東日本入国管理センター(茨城県牛久市)は9日、収容中のブラジル人男性(25)が首をつって自殺したと発表した。男性は退去強制の処分を受け、昨年11月20日から収容されていた。遺書は確認されていない。

 センターによると、8日午前0時前、男性が居室ベッドにごみ袋を帯状にしてくくり付け、首をつっているのを同室の収容者が見つけた。男性は病院に運ばれたが、9日午前1時39分に死亡が確認された。

 男性から悩みや苦情の訴えは聞いていなかったといい、センターの木村広希総務課長は「ごみ袋を使うことは全く予期していなかった。再発防止に努めたい」とコメントした。【橋口正】

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【元厚生次官ら連続殺傷 最終弁論(下)】「私は健常者」「愛犬のあだ討ちでき、ま・ん・ぞ・く」 最後まで独自論理を展開(産経新聞)

 (13:10〜13:18)

 《最終弁論で小泉毅被告(48)の「人間性の豊かさ」や「心の弱さ」を強調する弁護人。元厚生次官の吉原健二さんの妻、靖子さんを襲った際、命ごいを受けて殺害をためらった姿を強調する》

[フォト]小泉毅被告が弁護人を通じて報道陣に配布したメッセージ

 弁護人「検察官は被告が極悪非道だと断じていますが、靖子さんが命ごいをするのを前にして、許すべきかどうか迷って混乱してしまいました」

 弁護人「また、被告人質問で、『やったことは後悔していないが、私のやったことで両親や兄弟がつらい思いをしているなら、私を責めてほしい、私につらい思いを渡してほしい』とも述べています。被告を極悪非道と断じないでほしい。被告の内面には豊かな人間性があることが分からなければ、量刑を正しく判断することはできないと考えます」

 《そして弁護人は、最後にこう結んだ》

 「豊かな人間性があるからこそ、遺族のやりきれない気持ちに気づくのです。裁判所が被告人の完全責任能力を認めたとしても、被告の豊かな人間性は、死刑選択を踏みとどまらせる最後の事情になるはずです」

 《弁護人は、最終弁論を終えた。最後に行われるのは小泉被告の最終意見陳述だ。伝田喜久裁判長が口を開く》

 裁判長「これで検察官、弁護人とも最後の審理が終わりました。被告人は何か述べることはありませんか」

 《弁護人の前の長いすに刑務官に挟まれて座っていた小泉被告は、裁判長に促されると立ち上がり、着ていた白いジャンパーを脱いで証言台の前に立った》

 被告「まず意見を述べる前に…」

 《静かな口調で語り始めた小泉被告だが、急に声を張り上げる》

 被告「当時、事件の後、そして今も、私は心身共に健康な健常者です」

 《静かだった法廷の空気は、突然の大声で一変する。弁護人が弁護のために展開した「被告は妄想性障害」「心神喪失か心神耗弱」という主張を、自ら否定しているようだ。小泉被告は、演説をぶつような、大きなはっきりとした声で独自の論理を展開していく》

 被告「人は身勝手な理由をこじつけ、さまざまな動物を殺している。国は、毎日毎日行っている邪悪で残忍な虐殺を、身勝手な法律を作り正当化している。厚生官僚どもの大罪は万死に値する」

 《「身勝手な」「万死に」といった言葉を強調する小泉被告》

 被告「環境省までも動物愛護の名のもとに虐殺している。この国では尊い命のペットがゴミ扱いされている。死して朽ち果てようとも官僚の大罪を許さない。34年間思ってきたことがやっと実現でき、満足しています。計画では4匹のところ1匹しかできず残念に思っている」

 《「満足」という言葉を「ま・ん・ぞ・く」と、一音ずつ強調する小泉被告。しかし、「4匹」「1匹」という言葉遣いは異様だ。元厚生次官ら元高級官僚ら4人を殺害しようとして、山口剛彦さんしか殺害できなかったと言いたいようだ》

 「生まれ変わったら、もっと多くのマモノを殺したい。そして何度も何度も何度も何度も、輪廻転生(りんねてんしょう)を繰り返してやつらを皆殺しにし、チロの無念を、そしていまだに虐殺している動物たちの無念を晴らしたい」

 《「何度も」を4回も繰り返し、大きく強調して述べる小泉被告》

 「終わりに、心の中が人間のエゴで満たされている人間には私のことは理解できない。以上」

 《最後に、「以上」の語尾を「いじょーーー」と延ばした小泉被告の声が法廷に響き、最終意見陳述は終わった。裁判長が閉廷を宣言すると、小泉被告は、傍聴席に座る遺族らに目を向けることなく、表情も全く変えずに法廷を後にした》

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【視点】山本病院事件 聴取拒否 「故意」立証難しく(産経新聞)

 山本病院の患者死亡事件は当初、奈良県警が医師による手術では異例ともいえる傷害致死容疑での立件を目指した。捜査の成否は、手術が「治療行為でなかった」ことを立証できるかどうかにあった。

 捜査関係者によると、死亡した患者の腫瘍(しゅよう)は、良性の肝血管腫で大きさからも切除する必要はなかったとされる。肝血管腫とがん腫瘍の判別は「医学部生でも可能」(医療関係者)なほど容易で、県警は、山本容疑者らが、がんと故意に誤診をしたうえで不要な手術をした疑いもあるとみて傷害致死容疑の適用を目指してきた。

 傷害罪は、人を傷つけようとする故意に基づく行為に適用される。しかし、今回は、免許を持つ医師による手術のため、通常の傷害罪が適用される「ナイフで人を刺す」といった目的と、行為に伴う結果が明らかなケースではない。このため、山本容疑者らが「治療するための手術ではない」と認識していたことの立証が必要だった。

 県警は、患者のCT画像などを外部の専門医に鑑定してもらい、山本容疑者らが「肝血管腫と知りながら、がんと虚偽の診断をした」ことを示す間接証拠を積み重ねてきた。しかし、山本容疑者は任意での聴取を拒否し、故意を直接立証するために重要な供述での裏付けが難航。業務上過失致死容疑での逮捕になった。

 県警はさらに、傷害致死罪の適用も視野に、診断の経緯を調べる方針だ。虚偽診断によって手術が行われたとすれば、「人体実験」(捜査員)であり、医療とは全く別ものである。今後の捜査が注目される。(永原慎吾、藤井沙織)

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小沢幹事長が続投の意向表明、首相も容認(読売新聞)

 民主党の小沢幹事長は4日、自らの不起訴を受けて党本部で記者団に、「私が代表から指名していただいている幹事長の職責を返上しなくてはいけないとは考えていない。参院選で国民の支持を得て、過半数を獲得するため、最善を尽くす」と語り、幹事長を続ける意向を表明した。

 鳩山首相も続投を容認する考えを示した。

 首相は4日夜、小沢氏の不起訴を受け、首相官邸で記者団に、「検察は公正な立場から判断したと受け止めている。今、党の人事をうんぬんする状況ではない」と述べた。石川容疑者については、「現職の国会議員が起訴されたことは遺憾で、おわびを申し上げなければならない。出処進退は自身が考えて判断すべき問題だ。それを受けて党で判断する」と語った。

 自民、公明、みんなの党の野党3党は4日夜、石川容疑者の議員辞職勧告決議案を横路衆院議長に提出した。ただ、民主党は「議員の進退は本人が判断すべきだ」とし、当面は衆院本会議への上程に応じない方針だ。

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免許証不正取得で追送検=代行運転バイトの元市役所職員−群馬県警(時事通信)

 群馬県伊勢崎市で先月3日、代行運転のアルバイト中に、歩行者をはねて死亡させたとして逮捕された高崎市片岡町の元同市職員、富沢伸行被告(33)=自動車運転過失致死罪で起訴=が、紛失を装って不正に免許証の再交付を受けたなどとして、県警伊勢崎署は4日までに、道交法違反容疑で追送検した。同署によると、容疑を認めているという。
 同署によると、富沢被告は交通違反や事故の点数が重なり免許停止となったが、処分を受ける前に免許証を紛失したと偽り、2008年12月11日、再交付を受けた疑い。また、この免許証を提出し停止処分を受けたが、同日から09年2月4日までの間、紛失したはずの免許証を使ってアルバイト先の代行車や市公用車を無免許運転した疑い。 

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追い抜かれ立腹、信号待ちのトラック運転者殴る(読売新聞)

 広島県警福山西署は6日、同県福山市多治米町、派遣社員笠井勇樹容疑者(20)を傷害容疑で逮捕した。

 発表によると、笠井容疑者は6日午前10時40分頃、福山市佐波町の国道2号で、同市内の男性会社員(33)の顔を殴るなどし軽傷を負わせた疑い。

 同署によると、笠井容疑者はオートバイを運転中、男性運転のトラックに追い抜かれて立腹、信号待ちで停車したトラックの窓を開けさせて殴ったという。同容疑者は「近くで追い抜かれ、(危険を感じ)腹が立った」と話しているという。

 笠井容疑者は友人と4人で尾道市内にツーリングに行った帰りだったという。

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緊張感ゼロ“お遊戯国会”(産経新聞)

 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体の土地購入事件をめぐり、小沢氏の進退に注目が集まる中、2日の衆参両院の代表質問は、事件は「どこ吹く風?」のノンビリムード。このような緊張感ゼロの国会運営を続けていては国民の政治不信はますます高まりかねない。(坂井広志、酒井充)

                   ◇

 ■礼賛「民主の出番です!」

 「鳩山内閣が新しい政治を着実に実現していく年が今始まった。いよいよ民主党の出番が来たのです!」

 民主党の輿石東参院議員会長は参院本会議場の壇上でいきなりこう切り出した。小沢氏の「左大臣」と言われるだけに、小沢氏の事件も、鳩山由紀夫首相の偽装献金事件もなかったかのように振る舞い、夏の参院選に向け、「全力を挙げて勝利することを誓う」と気勢を上げた。

 輿石氏は、首相が「いのちを守る予算」と命名した平成22年度予算案について「バランスのとれた予算だ」、子ども手当を「高く評価したい」と絶賛した。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題などで首相発言が二転三転しているとの批判にも「的はずれな意見だ」と断じた。

 ただ、首相は別の質問者への答弁で、輿石氏の出身母体である日教組と民主党の関係について「日教組の意見に従って政策をすべて決めるわけではない」と述べ、教育の政治的中立性の重要性を説いた。どうやら礼賛の裏にある輿石氏の思いは届かなかったようだ。

 ■感激「ガンジー私も好き」

 「私は高校時代にガンジー師の自叙伝を読み、その生き方に深い感銘と影響を受けました」

 公明党の井上義久幹事長は、首相が施政方針演説でマハトマ・ガンジーの「7つの社会的大罪」を引用したことに感激し、野党であることを忘れてしまった様子。「私はガンジー師の生き方に触発され、大学入学後、セツルメント運動に参加した」と切々と自らの人生を回顧した。

 さらに井上氏は「日本が進むべき方向は『人道の先進国』だ。これこそ首相の言う『命を守る政治』が結実した国の姿だ」と同調を求めたが、首相は「命を守る平成22年度予算案は広義の人道の追求と通ずる」と言っただけで、ガンジーの「ガ」も触れなかった。

 ■「念仏説法」みなzzz…

 「1億円を超えた脱税は刑務所行きであります。首相の自覚はあるのか。言い訳をするのは見苦しい」

 参院自民党の切り札は「嫌み節」で知られる谷川秀善参院幹事長。「政治とカネ」の問題を35分にわたりネチネチ追及した。

 ところが、谷川氏が浄土真宗本願寺派萬徳寺元住職だけに、念仏のような説法に議場では居眠りする議員が続出。首相は激しいヤジにさらされることもなく、これまで同様の曖昧(あいまい)な答弁で追及をすり抜けてしまった。

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 名古屋市熱田区の国道1号交差点で1日未明、信号待ちの男女3人が乗用車にはねられ死亡したひき逃げ事件で、車内の座席部分に毛髪と血痕が残されていたことが愛知県警熱田署特別捜査本部の調べで分かった。特捜本部は毛髪などを採取して鑑定するとともに、現場から逃走した外国人風の男女3〜4人の中に負傷者がいるとみて、周辺の医療機関などを調べている。

【事故の一報】名古屋ひき逃げ:歩道に車、3人死亡…男女4人が乗り捨て逃走

 捜査幹部によると、事故車は高速で国道脇の駐車場のフェンスに激突し、フロント部分などが大破した。しかし車内の損傷はそれほどでもなく、エアバッグも作動していなかった。乗っていたとみられる男女が直後に走って逃げたことから、当初、けがはなかったとみられた。だがその後の捜査で、座席に毛髪と複数の血痕が残されていたことが判明。特捜本部は男女が事故で負傷した可能性が高いとみている。

 また特捜本部は車内からバールなどの工具や携帯電話などの遺留品も押収。通話履歴などからブラジル人が使用していたとみられ、このブラジル人が逃げた一人の可能性があるとみて調べている。

 特捜本部によると、車は事故直前の1日未明、不審車両として熱田区内でパトカーに追跡され、約10分間、同区内や隣接する同市瑞穂区を回った後、突然速度を上げてパトカーを振り切った。【山口知】

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 群馬県長野原町の八ッ場(やんば)ダム建設計画を巡って、前原国土交通相が29日、ダムが完成した場合、ダム湖を横断する「湖面1号橋」(全長494メートル)について、2月1日から始まる橋脚工事の入札を延期するよう、事業主体の群馬県に要請したことがわかった。

 ダム本体の建設中止を表明している前原国交相が、周辺事業の見直しを打ち出したのは初めて。地元では1号橋の建設を望む声が強く、反発が一層強まるのは必至だ。

 入札延期の要請はこの日、三日月大造・国土交通政務官が群馬県庁を訪れ、大沢正明知事に伝えた。県は要請を拒否し、予定通り入札を行う方針を示した。

 1号橋は、事業費約52億円のうち96%を国が負担する。1号橋の橋脚は4本で、うち1本は政権交代前の昨年6月に着工しており、残る橋脚のうち2本は2月1〜3日に入札が実施され、4日に落札業者が決まる。もう1本は2010年度末〜11年度に入札予定。

 政府は10年度予算案に八ッ場ダムの生活再建事業費などとして約154億円を盛り込んだが、1号橋の工事費を支出しない場合、県が全額を負担するのは困難とみられる。

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